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MariaDBがエラーを吐いてZabbixに接続できない

更新日:

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ある日、Zabbix にWeb接続しようとすると、エラーがでていて接続できない状態でした。

しばらくすると、一部正常に表示されたり、更新するとだめだったり。。。DBのエラーっぽい感じだったので、調査した時のメモというか戒めというか。。。

MariaDBがエラーを吐いてZabbixに接続できない

環境は以下。

  • CentOS 7.1
  • MariaDB 5.5.56
  • Zabbix 3.0

少し前にZabbixのバージョンを 2.4→3.0 にアップデートしたので、それがよくなかったのかなぁとかいろいろ考えが巡る。

MariaDB のログを確認すると以下の表示が出ていました。

InnoDB Error や you hit a bug などいやな感じのメッセージが出ています。。。

もう少しよく確認してみると、

Check also that the disk is not full or a disk quota exceeded.

ディスクがいっぱいでないか、ディスククォータが超過していないかもチェックしてください。

や、error number 28. などと出ています。

Errcode:28 はディスク容量が足りないことを示しているようです。

さっき MariaDB のログを確認したあとに、zabbix のログも確認したのですが、zabbixのログの容量が9GBくらいになっていました。。。嫌な予感がして df コマンドで容量を確認してみると、なんと使用率100%・・・

なぜだ?? tail -f zabbix-server.log を打ってみると、すごい勢いでログが流れている(汗)そういえば、数日前に監視の設定がうまくいかずログレベルを debug にしたような記憶がある。。。

zabbixの設定ファイルをみるとやっぱりログレベルがdebugになっている。そうそうに以下のように修正。

あとはローテートされた10GBくらいのzabbixのログが出来上がっていたので削除して、MariaDB と 念のため Zabbix-Server を再起動する。

Webブラウザでアクセスしてみると、正常に表示されました。

バックアップを取っていなかったので焦りましたが、無事に復旧してよかったです。ログレベルはデバッグのままにしないのは当たり前ですが、せめてバックアップはしっかりとっておこう、と思った瞬間でした。。

ちなみに、zabbixのログレベルに関しては以下。デフォルトは3です。(公式サイトより引用)

0 - デバッグしない。
1 - 致命的な情報
2 - エラー情報
3 - 警告
4 - デバッグ用(多くの情報が生成されます)

以上です。

↓↓↓ 持っていると便利な一冊。

pig-log_ディスプレイ横長

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