なんのこっちゃと思うかもしれませんが、とりあえず画像見てもらったほうが早い。
一覧に表示されてる状態
これです。
別に良くない?って思うかもしれないが、ここに表示させたくないときがある。
例えばファイルサーバーのリプレイスのために、先行して社内に設置してネットワークに接続しているときなどに、ユーザが誤ってアクセスして書き込みしてはまずいので見せたくないのです。先行してネットワークに接続しているのは、データをあらかじめコピーしておくため。GB単位でも当日にえいやってやるのは厳しいよね。
表示させない方法
隠しフォルダ は聞いたことがあるかもしれないが、実は 隠しサーバー なる設定があるんです。
設定状況は net config Server というコマンドで確認ができます。
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> net config Server サーバー名 \\SERVER_NAME サーバー コメント ソフトウェア バージョン Windows Server 2016 Standard アクティブなネットワーク (サーバー) NetbiosSmb (SERVER_NAME) NetBT_Tcpip_{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} (SERVER_NAME) NetBT_Tcpip_{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} (SERVER_NAME) 隠しサーバー No ★←ここ 最大ユーザー数 16777216 各セッションのオープン ファイルの最大数 16384 アイドル セッション時間 (分) 15 コマンドは正常に終了しました。 |
デフォルトでは No に設定されています。つまりデフォルトではネットワークの一覧に表示されるということ。
これを表示されないように、隠しサーバー の設定をオフにします。
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>net config Server /hidden:yes コマンドは正常に終了しました。 |
確認します。
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C:\Windows\system32>net config Server サーバー名 \\SERVER_NAME サーバー コメント ソフトウェア バージョン Windows Server 2016 Standard アクティブなネットワーク (サーバー) NetbiosSmb (SERVER_NAME) NetBT_Tcpip_{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} (SERVER_NAME) NetBT_Tcpip_{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} (SERVER_NAME) 隠しサーバー Yes ★ 最大ユーザー数 16777216 各セッションのオープン ファイルの最大数 16384 アイドル セッション時間 (分) 15 コマンドは正常に終了しました。 |
切り替え後は 設定を No にしておきましょう。
↓↓↓ AD(ActiveDirectory)の仕組みが分かりやすかった本