評価版のWindows Server を使用していて、ライセンスを正規版に変更したい、というお話。
Windows Server の評価版でとりあえず構築してみてうまくいったらそのまま正式に本番運用したい、もしくは、早く構築に取り掛からないと納期に間に合わないっ・・・なんていうときに使えます。
評価版を利用しているサーバでサーバーマネージャーからGUIでライセンス認証しようとするとうまくいかず、コマンドプロンプトで実行する必要があります。
備忘録としてメモを残します。
評価版から正規版ライセンス認証方法
コマンドプロンプトで実行する必要があるのは、エディションを変更(指定)する必要があるから。
まずは、現在のエディションを確認してみます。
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>DISM /online /Get-CurrentEdition 展開イメージのサービスと管理ツール バージョン: 10.0.14393.0 イメージのバージョン: 10.0.14393.0 現在のエディション: 現在のエディション : ServerStandardEval 操作は正常に完了しました。 |
評価版の場合は、xxxxEval と表示されます。
これを評価版ではないエディション「ServerStandard」とプロダクトキーを指定して実行します。
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>DISM /online /Set-Edition:ServerStandard /ProductKey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX /AcceptEula 展開イメージのサービスと管理ツール バージョン: 10.0.14393.0 イメージのバージョン: 10.0.14393.0 コンポーネントの更新を開始しています... プロダクト キーのインストールを開始しています... プロダクト キーのインストールが完了しました。 パッケージ Microsoft-Windows-ServerStandardEvalEdition~31bf3856ad364e35~amd64~~10.0.14393.0 を削除しています [===== 10.0% ] |
すると、自動で再起動がかかります。
起動後に、サーバーマネージャーから確認してみると、、、
ライセンス認証されていません
と表示されています。
なぜだろう。エディションは指定しているので、GUIでサーバーマネージャから再度認証を試みてみる!
プロダクトキーを入力して以下のように次へをクリックすると、正常に認証されました。
ヤター!!以上です。