CentOS7.2の環境でIPv6を無効にしたところ、その後、Apacheのエラーログに大量のエラーが繰り返し記録されていた。IPv6無効の余波がこんなところにまで。。。というか影響確認しようよ、まず。っていうところなんですが、同じことをやってしまう人が100万人に一人くらいいるかもしれないっと思って対処メモを残します。
エラー内容
繰り返し記録されていたエラーが以下です。
1 |
[core:warn] [pid 1374] (101)Network is unreachable: AH00056: connect to listener on [::]:80 |
読んだだけでIPv6無効の影響かなぁという察しはつくかと思いますが。。。実際、Webサービスはダウンするわけでもなく、変更するまでと同じように使えていたので全く気づきませんでしたとさ。。。
対処したコト
まず、出力されていたエラーはApacheで設定されているListenポートに接続できないことが原因で出力されています。(と思われます。)
なので、Apacheの設定を確認してみます。
1 |
Listen 80 |
Apacheのデフォルトの設定では、上記の通りポート番号しか設定されていないため、IPv4でもIPv6でも待ち受けてしまうという状態です。ApacheではListenしているのに、システム側でIPv6が使用できないためにエラーが出力されていた、、、ということでしょうかね。
IPv4のみで待ち受けるために、v4のIPアドレスを記載してしまえばよいです。修正した内容としては以下。
1 2 3 |
Listen 80 ↓ Listen 192.168.1.10:80 |
設定ファイルを変更したので、Apacheを再起動して反映させます。
1 |
systemctl restart httpd |
1 2 3 |
service httpd restart または /etc/init.d/httpd restart |
エラーログを確認しても出ていないはずです。
以上です。
↓↓↓ 持っていると便利な一冊。