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Linux

【Zabbix Server】2.4 → 3.0 にバージョンアップ(MariaDB)

更新日:

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Zabbix Server をバージョンアップする機会があったので備忘録がてら手順を紹介します。

やっつけでやってみた印象としては、以外と簡単にできるんだなぁと。途中でつまづきはしたんだけども。。。そのあたりも含めてまとめております。

まぁ何か合ったときのためにDBのバックアップはちゃんととっておきましょうね。

Zabbix Server バージョンアップ

それでは早速始めていきます。

DB のバックアップ

これがないと始まらない。始められない、怖すぎて。

オプションの説明
--default-character-set=utf8 → 文字化け防止
--lock-all-tables → ダンプ開始から完了まで、全てのデータベースと全てのテーブルをロックします。安全に取りましょうということです。
--all-databases → 全てのデータベースの全てのテーブルをダンプします。

Zabbix Server と Zabbix Agent の停止

特に説明はない。

現行Versionのリポジトリをアンインストール

Version 2.4 のリポジトリを一旦アンインストールします。パッケージからインストールしていれば、構築時にインストールされているはず。

特に説明はない。

新Version(3.0)のリポジトリをインストール

3.2 や 3.4 の場合は、それぞれのバージョンに置き換えて実行すればいけると思います。いけなければ、urlにアクセスして確認してみてください。

yum のキャッシュ削除

yum のキャッシュで古い方のリポジトリを参照してしまう可能性があるため、以下のコマンドでキャッシュを削除します。

覚えておくと便利。zabbixでなくともバージョンアップのときは三種の神器的コマンド。

アップデート

メインディッシュですが、これだけです。

zabbix関連のみアップデートしたいので、zabbix を引数に指定しています。

終わったら起動してWebブラウザから確認してみます。

http://hostname/zabbix などでアクセスしてみます。

エラーの確認と対処

やっぱりね。こんな簡単にいくわけないんだ。。。

てことで、出たエラーが以下。

データベースに接続できません。
フロントエンドがzabbixデータベースと一致していません。

だそうです。ひとつづつ解決していこう。じゃないと帰れない。。。

ログを確認してみます。

データベースのアップデートは問題なさそうです。もしかして、アクセスするのが早かったのかなぁ~と思ってもう一回アクセスするも現象変わらず。世の中そんな甘くない。

zabbixのログをみる限りだと正常なんだけどなぁ。

フロントエンドってなんのことを指しているんだ?アップデートできていないものがあるのか?

zabbix関連のパッケージを見てみたところ、あー!2.4 が残ってるじゃん!しかも zabbix-web-*** というわかりやすい、まさにフロントエンド。。。エラーのメッセージとも内容が一致するしコレで間違いなさそうです。

ということで、インストール(アップデート)します。

きちんと指定しましたが、zabbix-get 以外は依存関係でインストールされます。

で、Webブラウザでアクセスしてみると、おー!きたきたー!この画面だよー!めでたしめでたし。

でも、パッケージ名は zabbix-*** なのに、なんで yum update でアップデートされないんだろう。。。zabbix を指定しないで yum update したほうがよかったのかも。

以上です。

↓↓↓ 持っていると便利な一冊。

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