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【ROBOCOPY】ログの見方や表示の説明!失敗やEXTRAなど

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Robocopy のログが見づらいので基本的な見方をまとめておく。

見るところはだいたい決まっているが、どういう状況でどのように記録されるかを検証しながら進めます。あくまで基本的な見方なので特殊なエラーの原因などの説明はしていませんのであしからず。

Robocopy ログの見方

そもそも Extra ってなんだよとか不一致って?とかあるのですが、百聞は一見に如かず、案ずるより産むが易し ということで新しいファイルが追加されたときやコピー元でファイルが削除されたときなど、実際にRobocopy コマンドを実行して結果をまとめてみました。

成功パターン

問題なくコピーが完了したパターンです。6個のファイルをコピーしています。

オプションは表示の通り、コピー元をネットワーク共有、コピー先をローカルドライブとしています。

コピーされたファイル名が、以下の形式で記録されています。

これは、新しいファイルがコピーされたということですね。「ファイル:」の行のコピー済みの列にも6が記録されていて6個のファイルがコピーされたことがわかります。

コピー元のディレクトリは2個ですが、ログのディレクトリの合計が3と表示されています。これはトップのディレクトリが1として含まれているのでしょうか。コピー済みとしては2が記録されており、成功していることがわかります。

 

新しいファイルを追加

コピー元に新しいファイル(ske48.txt)を追加して実行してみます。

今回追加したファイルのみ 新しいファイル としてコピーが成功(コピー済み)したことがわかります。先程コピーした6個のファイルはコピー先にすでに存在するので、スキップ の列に記録されていますね。

 

削除

コピー元から既存のファイル(nmb48.txt)を削除して実行してみます。

でました、EXTRA File。これがコピー元で削除されたファイルを示しています。

ログの下の方の各ファイル数の記録にも Extras に1が記録されています。

 

編集されたファイル

コピー元で既存ファイル(amuro.txt)を編集して実行してみます。

新規にファイルが追加された際は、新しいファイル と記録されていましたが、既存ファイルが更新された場合は 新しい と記録されるようです。環境によっては より新しい と記録されることもあるようです。

いずれにしても コピー済み が1としてコピーが成功しています。

 

不一致

コピー先に存在する nmb48.txt と同じ名前のフォルダをコピー元に作成して実行してみます。

コピー済み の ディレクトリが1、Extras の(削除された)ファイル が1と表示されている通りだが、作成したフォルダがコピー先にもともと存在していたファイルを上書きしてしまった。

対象のフォルダ名の表示には 不一致 と記録されている。フォルダ・ファイルの種類が一致していないということだろうか。

コピー先に存在するフォルダ名と同じ名前でファイルを作成してコピーした場合も同じ結果(上書きされる)となったのでどちらにしても気を付けたい箇所です。

このへんは、Robocopy コマンドの戻り値でも判定できるのだろうか。。。

 

以上です。

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