ネットワークインターフェイス監視で、ディスカバリアイテムはとても便利ですが、デバイス名が変わったり存在しなくなったりすると、
アイテムがディスカバリされなくなったため○○日後に削除されます
というwarningレベルな内容ではありますがエラーが表示されます。
こちらのエラーについて調べた結果と対処法をメモしておきます。
アイテムがディスカバリされなくなったエラー
デフォルトでは、存在しなくなったリソース(デバイス)を保持する期間が30日となっていることから、デバイス名が変わったなどの理由でディスカバリされなくなっても30日間は以下のエラーが表示が残って気持ちが悪いです。
Cannot obtain network interface information.
アイテムがディスカバリされなくなったため7d 7h 3mに削除されます。(日時 2019/06/26 01:22)
以下がエラーの画像です。
実害がないのでしばらくの間は放っておいたのですが、Zabbixサーフィンしているとディスカバリリスト(Network interface discovery/Mounted filesystem discovery)に「存在しなくなったリソースの保持期間」の設定箇所がありました。
設定できることを知って早速変更しましたので、手順を残しておきます。
存在しなくなったリソースの保持期間の設定手順
①対象のテンプレートのディスカバリルールをクリックしてルールの一覧を表示させます。
②対象のディスカバリルールをクリックします。
③保持期間(日数)を変更して更新をクリックします。
上記画像の「30」はデフォルトなので、ディスカバリされなくなった =不要 という想定で、7日くらいに変更して様子を見たいと思います。
一時的に取れなくなったのであれば、7日あればもとに戻るでしょう。7日経っても元に戻らないようであれば、デバイス名が変わったかデバイス自体がなくなったかのどちらかでしょう。
おまけ
自動取得関連として、Windows OS で使われていない(値を取得しなくてもよい)ネットワークインターフェースが自動取得されてしまう件の対処法を以下の記事で説明しています!
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【Zabbix】ローレベルディスカバリ(LLD)で取得されるNICが多すぎる件(Windows)
Zabbixにもともと用意されているWindows OSのテンプレートを適用すると、ディスカバリの設定によって、追加の設定不要でNICのインバウンド・アウトバウンドのトラフィックがみれますが、LLDで ...
以上です。
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