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【ESXi】ホストマシンにSSH接続してコマンドラインからVMを操作する

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ESXi は基本的に vCenter や vSphere Client から操作することが多いと思いますが、トラブル対応時などはGUI操作を受け付けないことも多くコマンドラインから操作することもあると思います。

そんなときのために、基本的なコマンドをまとめておきたいと思います。

事前準備

ESXi ホストマシンでコマンドライン操作を行うためには、当然ながらSSH接続する必要があります。

SSH接続するための設定変更手順は以下にまとめてありますので、設定していない場合は以下を参照してSSH接続できる状態にしてください。

【ESXi】SSH接続を有効にしてパスワード認証でログインできるようにする

 

コマンドライン操作一覧

まずはここから。ということで 仮想マシン(VM)の一覧を取得します。

仮想マシン(VM)の一覧を取得

ESXi で VM を操作する際は VMID という仮想マシンの識別IDを指定するため、起動・停止などの操作をする前に実行するコマンドになります。

注記やコメントが記載されていると見づらいので、ヘッダーとvmxファイルで grep しています。

実際に操作する際には、Vmid や File のパスを使用することが多いです。以下、用途に応じたコマンドの一覧です。

 

VMの起動・再起動・シャットダウン・パワーオフ

VMIDは↑で確認をした Vmid を指定します。

 

電源状態を確認

以下のコマンドで VM の起動状態を確認できます。

実際に実行してみると以下のように表示されます。

 

VMの情報を取得

とりあえず以下のコマンドで取得できます。詳細はここでは端折ります(知らないだけ・・・汗)summary でだいたい必要そうな情報が取れるみたいです。

実際に実行してみると、ぶわっと出てきちゃうので省きます。気になる人は試してみて下さい。

 

インベントリの操作(登録/削除)

GUI(vSphere Client)からアクセスできなくなったときに、一度インベントリから削除したうえで、再度追加してやると操作出来るようになります なることがあります。

 

 

VMの削除

仮想マシン自体が削除されますので、注意が必要です。

 

VMの停止に関して

↑の方で説明した VM のシャットダウンやパワーオフのコマンドで停止できない場合は、何かトラブルが起きている可能性がある。ESXi ではVMをプロセスとして管理しているので、対象プロセスを特定してそのプロセスをキルするということでも停止が可能になります。

それらの方法は以下にまとめていますので参考にしてみてください。

【ESXi】仮想マシンをプロセスから強制終了する方法

【ESXi】フリーズしていて操作できない仮想マシンをパワーオフする方法

以上です。

↓↓↓ VMware を理解する! ~オライリーっぽいカバーで~

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