皆さんはパソコンをどこで買いますか?
家電量販店などで買うメーカー製パソコンと比べて、超お得に買うことができるBTOパソコンを選ぶことのメリット・デメリットを紹介します。
パソコンに詳しくない人やBTOってなにそれおいしいの?な人にむけて、理解してもらいやすいようにまとめています。
とりあえず、どこで買えるか教えてっ!
という人は、オススメのメーカーをまとめた以下の記事をどうぞ!
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現役エンジニアがパソコン初心者にもオススメできるBTOショップ一覧
BTOショップといわれてパッと思いつくだけでも20くらいはありますが、その中でもオススメのBTOショップを紹介します。 パソコン自体あまり詳しくない人にも、パソコンは使っているけどBTOパソコンは買っ ...
BTOパソコンについて
BTOパソコンとは?
そもそもBTOとは Build To Order の略で 受注生産 という意味になります。BTOパソコンとは、基本的に注文を受けてから生産・組立を行うので希望するスペックや構成を叶えることができます。
大袈裟に言ってしまうと自分だけの1台を作ることができちゃうのです。
例えば、以下のようなコトです。
- SSDやHDDの容量を増やしたい
- メモリの容量を増やしたい
- CPUの性能を良くしたい
家電量販店にパソコンを見に行ったときに、
コレがいいなぁ。
っていうかほぼコレなんだけど、もう少しHDDの容量が大きいほうがいい・・・
というような経験はないでしょうか?
そういった細かな希望を伝えてPCを組み上げてくれるお店が、BTOメーカー、BTOパソコンショップなどと呼ばれています。
BTOパソコンのイメージ
BTOと言われて皆さんはどんなことが思い浮かびますか?
- 安い!
- ハイスペック
- ゲームで使われている
- フォトショップなどの重いソフトを使える
- 秋葉原にいる人たちが使っている
- 怪しい、、、
などなど、いろんなイメージがあると思いますが、全部正解です。
全部正解ですが、これだけではありません。
家でネットサーフィンしたりyoutubeとかの動画をみたいんだよね〜
な人や
仕事でWordやExcelなどのOfficeファイルを使うんだよね〜
な人など、ごくごく一般的な使い方をする人にもとてもオススメなのです。
BTOパソコンを選ぶメリット
上記の通り、自分で構成を決められることが最も大きなメリットです。構成を決められるということは、スペックを上げるだけではなく、反対に不要なパーツはスペックを下げることもできるのです。
スペックを下げるということははその分の価格も下がることになりますね^^
どういうことかというと、、、例えば、ラインナップされている商品の主要スペックが以下の場合で説明します。
パーツ | スペック |
CPU | Intel Core i5 |
メモリ | 4GB |
HDD | 1TB |
上記の構成で、
ハードディスク(HDD)は1TBもいらないなぁ。でも、メモリは8GBほしいなぁ。
と思ったときに、家電量販店で買ってからカスタムする場合と、BTOショップでカスタムしてから買う場合の違いを説明いたします。
家電量販店の場合
お店で追加したり減らしたりすることは基本的にできないので、あとから自分で追加することになります。
4GBメモリを新たに購入して追加するか、スロットがひとつしかついていなければ、8GBメモリを購入しなければなりません。
メモリのサイズと価格が以下だとすると、
4GBメモリ | 4000円 |
8GBメモリ | 8000円 |
最大で8000円の追加費用がかかってきますね。もちろん、追加する作業も自分で行います。ネジをゆるめてフタを開けてメモリを取り付けて・・・
た、大変だぁ。
うまくできる気がまったくしない。。。orz
BTOの場合
BTOショップで購入する場合は、注文時に自分の好みに応じて、
HDDの容量は1TBもいらないから500GBでいいや。その代わり、メモリを4GBから8GBにしよう!
という感じで注文できるのです。その場合にかかってくる費用をまとめました。
ハードディスク(HDD) | ||
1TB HDD | 削除 | - 8000円 |
500GB HDD | 追加 | +5000円 |
HDD変更 | 計 | - 3000円 |
メモリ | ||
4GB メモリ | 削除 | - 4000円 |
8GB メモリ | 追加 | +8000円 |
メモリ増強 | 計 | +4000円 |
HDDとメモリの変更 | 合計 | +1000円 |
なんと、プラス1000円だけでスペックアップできてしまうのです!
以下の通り、家電量販店で買う場合と比べて、BTOで買うとこんなにお得なんです。
家電量販店で買う場合 | BTOショップで買う場合 | |
パーツ費用 | +8000円 | +1000円 |
追加作業 | 自分でやる | お店がやってくれる |
また、メーカー製PCに入っているような ”いらないソフト” が入っていないので、その点でもすでに価格が抑えられています。企業でもよく導入されています。
BTOパソコンを選ぶデメリット
実物を見て買えない
購入形態としては「通販」になることが多いので、実物を見てから買うか買わないかを決めることができません。
ただ、商品ページに写真は載っているし、サイズ(縦×横×奥行)も記載があるので問題ではないかと思います。どうしても
実物を見て買いたいんだっ!
という人には、多店舗展開しているパソコン工房や比較的店舗数のあるドスパラ(Dospara)をオススメします。
パーツをカスタマイズするなら知識が必要
カスタマイズする場合は、メーカーや性能などを自分でどれにするか選ばなくてはいけません。例えば、CPUクーラーや電源を変更したいときには、多少の知識が必要になります。
ハードディスクやメモリの容量を変えるくらいなら問題ない でしょう。
また、どのショップでも カスタマイズ不要なスタンダード構成のラインナップがある ので、そこまで心配する必要はないです。
あくまで、こだわりたいなら知識をつけましょうという程度で捉えてもらえればよいと思います。
出荷までの日数がかかる場合がある
記事冒頭で記載しましたが、BTO とは「Build To Order」= 受注生産 という意味です。
つまり、注文を受けてから生産(パソコンの組立など)を行うので、時間がかかるのです。
どうしても、
急ぎでほしいんだよ~~!!
というという人もいると思いますので、出荷が早い短納期のショップをまとめてみました!
出荷が早い・短納期ショップ
- ドスパラ(Dospara) →カスタマイズしても翌日出荷!!
- マウスコンピューター →翌営業日出荷サービスあり
- パソコン工房 →即日出荷対応商品あり/カスタマイズしても翌日出荷商品あり
まとめ
初心者向けにBTOパソコンを選ぶメリットとデメリットを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
BTOパソコンは 価格面でとってもお得 に買うことができるんです。ただ、安い買い物ではないですし
どこで買ったらいいの??
という人も多いと思いますので、以下の記事でオススメのBTOショップを紹介しています!!
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BTOショップといわれてパッと思いつくだけでも20くらいはありますが、その中でもオススメのBTOショップを紹介します。 パソコン自体あまり詳しくない人にも、パソコンは使っているけどBTOパソコンは買っ ...